ホワイトシャークス

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「ホワイトシャークス」とはアミューザジャパン潜水艇のテスト及びデモンストレーションチームの名称である(プロジェクトチームとは別組織)。この12人編成のチームは取締役、技術者、造船技能者等で構成されている。潜水艇のR&Dとは別に、潜水試験やプレゼンテーションツアーを全世界で繰り広げている。
このチームは様々な分野のエキスパートのみならず、海洋における緊急事態やレスキューダイブの訓練を受けたプロフェッショナルの集団である。海中で大きな岩陰から突如現れた潜水艇を見て思わず「ホワイトシャークだ」と誤解したダイバーの言葉から「ホワイトシャークス」の名は付けられた。

ホワイトシャークスの任務と活動

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潜水艇デモンストレーションチームは世界中の政府や各種団体からの要請に従い、相手が希望する海域で潜水艇のパフォーマンスを行なう組織です。通常当該国軍隊との共同作業になる為、メンバー全員が機能的で他者との区別が容易な潜水艇の専用服を着用します。今迄数か国から要請を受けておりますが、殆どは国家絡みで機密保持を徹底しながら活動しています。多岐に渡るメンバーの任務は、大きく分けると活動統括(陸上)、潜航指令(洋上)、そして潜水艇操縦の三つです。

レジャー用途のコンピュータ操縦による通常潜航の場合は、この様な大掛かりな支援体制は不必要ですが、相手政府の要望などにより、アクロバティックなパフォーマンスを行ない且つ失敗は絶対に許されない遠征デモなどに於いては、最悪の事態を考慮し当チームの様に各分野のプロの集団で、万全の体制を取って臨む必要があります。
三者間のコミュニケーションは高性能の通信機を用います。常にリアルタイムで情報交換を行ないます。陸上には潜水艇の技術者や工学系の学者、潜水艇の発着時の世話をするダイバーが詰めます。主な仕事はデモ全体の統括と緊急時の総合的な対応です。洋上部隊は支援船から潜水艇に潜航の指令を行なう極めて重要なポジションです。プロジェクトリーダー、役員、海軍経験者、ウルトラサウンドオペレーター、レスキューダイバーなどが乗船します。

そしてパフォーマンスを行なう主役の潜水艇には、パイロット2人が乗り込みます。船首に向って左側の席が艇長です。通常艇長が命綱の超音波通信装置のヘッドホンを装着します。この席の左側に、潜水艇航行の要に当る全バラストタンクの制御弁がずらりと並んでおり、これをコンピュータの操縦画面を見ながら操作する為熟練を要し、ゆえに左席に艇長が座る事になります。また操縦桿を操るのも艇長です。
では右席のパイロットはどの様な事を行うのかと言えば、一般にコンピュータや電気に詳しい技術者が座るコパイの席です。常にパソコン画面や計器類とにらめっこしながら逐一情報を艇長に知らせ、その情報はウルトラサウンドやトランシーバーを通じて支援船に報告されます。コパイは普通操縦桿を握りませんが時折艇長に代わって操縦する事もあります。パフォーマンスは数週間続く事もあります。毎回潜航の直後は潜水艦整備士により主要パーツ類を中心に全体的な点検整備を行ないます。過酷な環境下でともすれば顧客の要望で性能限界を超えるデモを行なったりもする為、徹底したアフターケアは安全上欠かす事は出来ません。場合によりメンテは深夜まで続く事もあり、入手困難な壊れたパーツをその場で製作し仮止めする場合もあります。また、トラック、大型クレーン、フォークリフト、高圧コンプレッサーなど重機を扱う事も多々あり、現地スタッフの技術が未熟な場合は代わりにチームの誰かが操作せざるを得ない場面もあります。日本人は何でも出来ると錯覚している現地の人間もいて、専門外でも代行し見事にやり遂げなければならない事態も時折生じます。

以上の様に役割分担を徹底させ自分の能力の限界を押し上げる事で、様々なパフォーマンスの要求に安全に応える事が可能になります。各人が自分の持ち場を深い責任感で死守する精神こそ、このホワイトシャークスの真骨頂と言えます。潜水艇のデモにはいつも同様の機材や備品の完備が必須で、毎回同じアイテムと数量一式の積荷を40フィートコンテナに積み込み、デモの実施予定日の40日前位には日本から目的地に向け輸出します。出荷する前は随分と長い時間をかけて一つ一つ丁寧に検査し、決して漏れが無い様に梱包します。一つでも欠品すれば潜れなくなる可能性がありますので、担当者には重責がありかなり神経を使う作業です。
ホワイトシャークの名の下に、大荷物を引っさげて未知なる海域でただひたすらパフォーマンスを繰返すさまを、古き良き時代のサーカスの一座に例え仲間内で「アミューザ一座」とも呼んでいます。軍艦が停泊する国外の港湾で様々な負の要因を克服しながらデモを行なうホワイトシャークスは、いわばアミューザの実証チームとして非常に価値ある組織と言えるかも知れません。

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